2023.10.17
コラム
■フラット35の2023年10月金利は9月より0.08%上昇し、1.88%に。
大手主要銀行も10年固定金利を0.05~0.1%引き上げ、今後も上がる可能性が高いようです。
住宅ローンの金利が上昇すれば、利息が増え、借りられる額が減少するため、住宅購入意欲の減退につながります。買い手が減ることで需給バランスが大きく崩れる可能性があります。
■変動金利は変わらず低金利で継続しており、低金利商品キャンペーンも継続中です。
***ネットバンクでは0.169%、地方銀行は0.35%***
野村不動産ソリューションズの「住宅購入に関する意識調査(第25回)」によると、売り時と考える人が多い一方で、買い時だと考える人も多いようです。
今後の不動産価格は上がると思うとの回答が前回(2023年1月調査)より大きく増加し、2011年の調査開始以降で最も高いそうです。
物価高騰を実感するなか、不動産価格も上昇すると見込んでいるようです。住宅価格が上がっていることで、”売り時”と感じる人も多いようで好条件での売却を期待する傾向が強くなっています。
住宅価格が高止まりしているときか、住宅価格が下落に転じたときに高く売れるため、「高止まり」のタイミングなら安心して売ることができるし、「価格が下がり続ける」タイミングならできるだけ早く売りたいと考え、逆に「価格が上昇し続ける」なら、様子見をしてもっと上がったタイミングで売ったほうがよいと判断するわけです。
ただし住宅価格だけでなく、需給バランスも判断材料の1つです。
売る側から見れば、競争相手となる売り手が少ないか、買い手が多い方が有利だからです。
一方で、”買い時”とは、住宅ローンの金利が低いこと、優遇税制などが多いことなど、購入環境が好条件であることも大きな要因となります。
金利上昇気配を感じて駆け込みで購入する人もいます。どのタイミングでどのような上がり方をするかで、買い手の動きも変わってくるので、注視が必要です。
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